こんにちは、yikyです(。・ω・)ノ゙
今回は受験生であれば誰もが悩む、英単語の覚え方について書きたいと思います
1 単語帳はどれがいいのか?
単語帳については、システム英単語(シスタン)をすごくオススメします!!
シスタンをオススメする理由はいろいろありますが、一番の理由はやっぱり
ミニマルフレーズが超優秀
ってことです!
後ほどシスタンをフレーズごと覚える覚え方を書きますが、
まずシスタンをミニマルフレーズで覚えるメリットをいくつか挙げますと、
① 語法問題に強くなる (フレーズで前置詞などが赤字になっているところは語法問題でよく聞かれます)
② 英単語の正確なイメージを掴める (単語単体だと形容詞などのイメージがつきづらい)
③ 英作文に強くなる (シスタンのフレーズは英作文でそのまま使えます)
④ (CDを使って覚えれば)発音、アクセントに強くなる
といったメリットがあります
特に語法と英作文は周りとの差がつくところなので、ここで有利な状況に立てるのはとても大きいです
2 シスタンの覚え方
ただ、英単語を覚えるのってとにかく大変ですよね
人それぞれやり方があると思いますので、絶対にこのやり方じゃなきゃダメってわけではないですが、
言語教育学と脳科学の観点から最も効果的で効率の良いであろう覚え方を提案したいと思います
(ぼくが受験生のときにやっていた覚え方を少しアレンジしたものです)
☆用意する物
システム英単語帳、シスタンのCD、シスタンのチェック問題集、(できれば)英語用のラインが入ったルーズリーフ
☆やり方
① まず覚えたい範囲(だいたい120語ぐらい)の単語を、シスタンを見ながらルーズリーフに単語だけ書きます(右側にスペースを空けておいてください)
これはあとで自分用の小テストとして利用します
② 次に、シスタンのCDを聞きながら、そのCDのペースに合わせてその単語を別のルーズリーフに書いていきます(フレーズ全部は書きません、ってか時間的に書けません)
つまり、目でフレーズを見ながら、CDで音声を聞きながら、手で単語を書くのです
そして出来れば、そのフレーズを声に出してください
これがメインの作業です、まずはこれを5周~10周してみましょう
コツとしては、覚えよう覚えようとあんまり意識し過ぎないことです
脳にフレーズを染み込ませるイメージで気軽にやってみてください
慣れてきたらCDの速度を早くしてみましょう
③ メインの作業がある程度できたら、最初に①で作った小テストを活用します
具体的には、その単語だけが書いてあるルーズリーフの単語を見て、その右側にその単語のフレーズを書いてみましょう
もちろんこのとき単語帳は見てはいけません
単語単体を見てその単語のフレーズが言えるかどうかのテストです
一通りテストできたら答え合わせをしましょう
結果はどうでしょうか?ここではだいたい2割~4割ぐらい書けたらバッチリです
そのルーズリーフは次にまた使うので、フレーズを書けなかったところは空欄にしておいてください(赤ペンで答え書いたりするのは別の紙にしてください)
また答え合わせの時には、フレーズの下に書いてある派生語とかの情報もチラチラ見ておきましょう
④ そして少し時間を置いてから(次の日とかでもOK)、前回の小テストでフレーズが書けなかったところだけを、同じように小テストします
これを繰り返していけば、だいたい3~5回くらいで全部の単語のフレーズが書けるようになるはずです
ここまでできたら、同じステップで次の新しい単語に挑戦しましょう
この作業を600語(1章分)までがんばってください
⑤ 600語までできたら、全体を1,2周くらい復習して、チェック問題集をバンバン解いていきましょう
これも1回解いて丸付けしてそれでおしまいにするんじゃなくて、間違えたところは空欄にしておいて、また少し時間を置いてから間違えたところだけもう一度チャレンジしましょう
この①~⑤を基本的な流れとして、とりあえず1章、2章の単語を覚えていきましょう
また、スキマ時間などに単語帳をパラパラとチェックするのも同時並行でやるといいと思います
3 このやり方をオススメする理由
以上がぼくの提案するシスタンの覚え方の流れです
このやり方のメリットはいくつもあります
1つは、記憶の定着が早い=しっかり覚えられるということです
というのも、やり方の②で書いたメインの作業をしているとき、あなたは、目と耳と手と口の4つをフルに使ってその単語を覚えていることになります
つまり、人間の五感のうち、視覚・聴覚・触覚を総動員して脳に情報を送っているのです
ですので、ただ目で見て覚えるとか、CDだけ聞き流して覚えるよりも明らかに覚えるのが早くて強力です
また、このやり方であればイヤでもフレーズごと覚えれます
フレーズごと覚えれば上にも書いたように、語法問題に強くなりますし、英作文ではこのフレーズが大活躍します
しかも、CDをしっかり聞いているので、発音・アクセントに強くなります
リスニングのための音慣れにもなります
また、別のメリットとしては、いったん慣れてしまうと、普通に単語を暗記するよりも暗記の精神的な負担がかなりマシだと思います
というのも、このやり方は「単語の暗記」って感じのイメージじゃなくて、むしろ「やってるうちに自然と身についた」って感じのイメージなんです
覚えよう覚えようとすると、それがかえってストレスになってモチベーションを下げちゃいます
だけど、このやり方なら、ただの作業だと思ってやれば大した負担にはならないかと思います
しかも、自分のペースじゃなくCDのペースに合わせてやっていくので、ダラダラ勉強になりにくいですし集中しやすいといった利点もあります
4 このやり方のデメリット
上でさんざんこのやり方のメリットを書きましたが、もちろんデメリットもあります
まず、派生語を覚えるのが少し後回しになってしまいます
このやり方はフレーズ重視=見出し語重視といったスタンスのやり方になってます
次に、やってみると分かりますが体力的にはけっこう疲れます
覚えが早くて強力な分、脳に負荷はかかっちゃいますね
それと、ある程度の期間で一気にやってしまった方がいいので、まとまった時間が必要なのもデメリットかもしれないです
毎日コツコツ少しずつでもいいですが、それだとこのやり方の効果が出にくいかなと思います
5 このやり方のコツ
・「覚えよう覚えなくちゃ」と意識せずに、「ただCD聞きながら書くだけじゃん」って感じで気軽にやる
・メインの作業のうち「フレーズを声に出す」の作業は効果絶大だが、これがしんどいなぁと思ったらこの作業は省く
(つまり、声は出さずに、CD聞きながら、目でフレーズ見ながら、手で単語単体を書く)
・こまめに復習or小テストをする
・しんどいなと感じる前に途中で休憩を挟む
・慣れてきたらCDの再生速度を上げていく(1.25倍くらいがベストかなと思う)
6 最後に
ここまで長々と書いてきましたが、最後に一番大事なことをお伝えします
それは、、、
このやり方があなたにとってベストかどうかは分かりません
ってことです!!
えっ?さっきまでさんざん宣伝してたやん!
って思うかもしれませんが、このやり方はあくまで yiky式シスタン攻略法であって、1つの例にすぎません
(もちろん上に書いた通り、オススメするだけのメリットはありますが)
やってみて合わないなと思ったら、別のやり方でも全然OKです
要は、単語の意味と語法と英作文に使える表現と発音・アクセントが身に付けられればどんなやり方でも大丈夫です!
初めは試しにこのやり方のとおり実践してみてほしいと思います
でも、やっていくうちにどんどん自分なりにアレンジしていくのが一番いいと思います!
小テストをもっとこまめにするとか、赤シートも使って覚えるとか、ほかの覚え方とミックスするとかいろいろあるはずです
かなり長くなっちゃいましたが、英単語の勉強が受験で一番大変だと思いますので、
このyiky式の覚え方が少しでも参考になればなぁと思います!
それでは単語がんばってくださいね!(`・ω・)ゞ
ではでは!
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