阪大へ行こう!受験対策勉強法サイト

現役阪大生がリアルな情報や受験対策を中心に発信しています(主に外国語学部)。 国語・英作文の添削や受験勉強を教えたりもしてます。

阪大に行くのにどうやって勉強したらいいんだろう?阪大の英作文むずかし過ぎじゃない?外語の専攻語ってどれがいいのかな?…

受験生にとって受験勉強ってなかなか掴みづらいですよね
ぼくも受験生のときそうでした^^;

これまでぼくは、自分の専門である第二言語教育学を活かして、英語と国語の添削を軸に40人以上の受験生の合格を見てきました。

その経験から得た受験のノウハウをこのサイトでお伝えしていきます!

英作文の添削や受験指導(家庭教師)なんかもやっていますので、よかったら気軽にコメントとか質問くださいね!



どのような大学でもそうですが、入試問題は必ず採点者を意識しなければなりません。

今回はその中でも英作文についてまとめたいと思います。



*前フリが長いですが、かなり重要なのでがんばって読んでみてください笑


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ある日の外国語学部の翻訳の授業、、、 



偉い教授 「ソシュール言語学に基づけば、1つの言語は1つの言語世界を形作る。つまり、日本語母語話者=日本語という言語世界の中に生きる人々と、英語母語話者=英語という言語世界に生きる人々は、別の世界に生きているのである」


私 「ふむふむ」


偉い教授 「例えば、英語のdevilfishという単語の例を挙げよう。devilfish「悪魔の魚」という言葉は「タコ」と「エイ」の両方を含む概念だ。しかし、「タコ」にはoctopusという言葉があり、「エイ」にはmantaという言葉がある。英語母語話者はこの2つの異なる生物を総称して、devilfish「悪魔の魚」と呼ぶのである」


偉い教授 「では、このdevilfishという言葉を日本語に訳すのにはどうしたら良いだろうか?単に「悪魔の魚」と言われて、普通の日本語母語話者は「タコ」と「エイ」を頭に思い浮かべるだろうか?いや、実際にはそんなことはありえない」


私 「確かにそうだなぁ」


偉い教授 「つまりこのdevilfishという言葉=存在は、英語母語話者の頭の中にしか存在しない、英語という言語世界に特有の概念なのである。それはすなわち、このdevilfishを日本語に翻訳することは不可能なのである。こういった翻訳不可能な言葉を翻訳するには、その言葉の背景知識が必ず必要であり、それを専門用語で「レアリア」と呼んでいる」


私 「へー、翻訳できない言葉とかあるんやなぁ」


偉い教授 「翻訳というのは本当に難しい。なぜなら、この外国語の「レアリア」というものを本当の意味で理解するのには、何十年もの月日が必要だからだ。もう1つ例を挙げよう。日本文学研究の第一人者であるドナルド・キーンの有名な翻訳だ」
 

私 「、、、」


偉い教授 「みなさんも少し考えてみてほしい。みなさんなら「白足袋(しろたび)」という言葉を英語にどのように訳すだろうか?そもそも今どきの若い人は「白足袋」がどんなものか分からないかな?「白足袋」は時代劇などで見られる白い足袋のことだ。いま画像をお見せしよう」


パワーポイントで画像を映す
 

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偉い教授 「これが白足袋です。ではこれをどう英語に訳そうか?」
 

私 「う~ん、white shoes かなぁ。でもshoesっぽくないよなぁ、、、」


偉い教授 「これをありのままに描写すれば white socks という訳語になる。だが、ドナルド・キーンはこの「白足袋」を white gloves すなわち「白い手袋」と訳したのである。しかし画像を見れば分かるように、「白足袋」は明らかに手袋ではない」 

 
私 「そりゃ手ぶくろではないやろ、明らか足やん」


偉い教授 「ではどうしてドナルド・キーンはこのような訳をしたのか?その理由は1つ、この「白足袋」という言葉が日本語世界の中で持つ、意味そのものを翻訳したかったからである。日本語という言語世界においては、「白足袋」は単なる靴下ではなく、「和服、きっちりした正装、礼儀正しく古典的」といった意味・イメージを伝えるものである」


私 「ふむ」


偉い教授 「しかし英語の white socks にはそのような意味・イメージはない。単にどこか買い物に行ったりスポーツをしたりする際に履くのが white socks なのである。では「白足袋」が持つ意味・イメージを伝える英語は何かと言われれば、white gloves が最もそれに近かったのである。white gloves はヨーロッパの貴族が付けているような肘ぐらいまでの長さのものを含意し、そこには「きっちりした正装、古典的、礼儀正しい」といったイメージがあったのである」

 
私 「へ~、翻訳もなかなか深いんだなぁ」 
 

偉い教授 「翻訳とは、単に言葉を置き換えるんじゃなくて、その文にある言葉をいったん意味に溶かして、そのうえで別の言語でその溶かした意味を再構成する作業なのである。だから、間違っても1語1語、1文1文をそのまま置き換えようとしてはいけない。その文の表す意味がどれだけ伝わるか、ということをみなさんは大事にしないといけない。」

 
私 「ほー」
 

偉い教授 「うちの入試でもそういう基準で採点しているけど、やっぱり受験生は1語1語訳そうとする。高校や予備校でどう教育しているのか分からないけど、そのあたりを伝えるのはやっぱり難しいね」


私 「なぬ!やっぱりそういう採点基準なのか…」


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はい、ここまでが前フリです笑


京大や阪大の採点基準の一端が知れたところで、具体的な英作文の解き方をお伝えしていきましょう。



ポイントは3つ!

①その文の意味そのものを8割伝える

②できるだけ簡単な単語を使う(=的の広い単語、後述)

③ぜったいに文法ミスをしない(=難しい構文とかは意地でも使わない)




この3つを徹底してください。そしてたくさん添削を受けてください。

そうすれば必ず本番で力を発揮します。というか受かります。





具体的な過去問で解説していきましょう。2014年の京大の過去問です。



☆問題文☆
「きのう通勤帰りの満員電車で揺られていたら、小学生ぐらいの男の子が大きな声を張り上げて車内の人込みをかき分けて走ってきた。子供は頬を真っ赤に染めて、「運転手さん、さっきの駅で降ろしてください!」と叫んでいた。(後半省略)」



う~ん、むずかしい笑

これで問題文がまだ半分くらいです(;´Д`)


みなさんこの文を英語で書けますか?あなたががんばり屋さんなら、いま試しに自分で書いてみるのもいいかもですね!(そういう人が受かるんですよ!)


、、、


どうでしょうか?やっぱり難しいですよね。でもそれも当然なので安心してください。そもそもこんなのを100%翻訳するのはプロでも不可能ですし、ましてや受験生にはもっと不可能ですから笑


では入試本番で受験生はどうしたら良いのか?

 
とりあえず予備校が発表してる解答例をみてみましょう。


☆予備校の解答例☆
「Yesterday when I was riding on a jam-packed train on my way back from work, I saw a boy apparently in elementary school hurriedly elbowing his way through the passengers ,shouting loudly. He was crying with redded cheeks, "Mister, let me get off at the previous station!"」



「いやいや、こんなの100%書けないから!」

自分が高校生のときもほんとそう思いましたね笑



それなら、受験生が、現実的かつ合格点を取れる英作文の書き方はどのようなものか?


20年以上受験生に英語を教えてる先生や、前フリで書いたような採点者側の話によれば、やはりこの3つを徹底するのが間違いなくベストです!


①その文の意味そのものをだいたい伝える(6~8割ぐらい)

②できるだけ簡単な単語を使う(=的の広い単語、後述)

③ぜったいに文法ミスをしない(=難しい構文とかは意地でも使わない)




さっきも書きましたが、大事なことなので2回書きました。

それでは1つ1つ当てはめていきましょう!



まず大前提として、原文を100%伝える解答は受験生には書けません!試験本番の緊張した状態で、時間制限のある中で、英語を勉強し始めて数年の学生がそんなことできるわけないんです。


「6割取れたら合格点、8割取れたらスーパー最高」ぐらいの意識で臨んでください(実際の合格点も6割でだいたい余裕で合格です)。


 
ダメな例を挙げるとこんな感じです。


問題文
「きのう通勤帰りの満員電車で揺られていたら、小学生ぐらいの男の子が大きな声を張り上げて車内の人込みをかき分けて走ってきた。」


不合格君

「きのう」だからまず初めは yesterday かな。「通勤帰り」は…「通勤」は commute やけど、どう書いたらいいかな…
「満員電車」って単語は分からんなぁ、 a train which is full with passengers とかでOKかな?
「小学生ぐらいの男の子」か… a boy like elementary shool's student で大丈夫やろう。
「人込みをかき分けて走ってきた」…、かき分けてなんて単語知らんわ、どうしよう…、あ、残り時間もやばくなってきた泣」



結局、不合格君の解答はこんな感じ

「Yesterday, when I was in a train which is full with passenges commuting from work, a boy like elementary school's student ran into the people in the train louding big voice.」 



ある程度英語のできる人なら、この回答がダメダメだってことは分かりますよね?

原文のかたちにこだわり過ぎて文法や構文がめちゃくちゃです。


でも、実際にやみくもに自分で英作文しちゃうと、こんな感じになっちゃう受験生がほとんどです('A`|||)




それでは、合格君の解答を見てみましょう!


問題文
「きのう通勤帰りの満員電車で揺られていたら、小学生ぐらいの男の子が大きな声を張り上げて車内の人込みをかき分けて走ってきた。」


合格君

「When I was on a crowded train yesterday evening, a young schoolboy shouted and came here desperately in the train.」


どうでしょうか?不合格君と比べて明らかに構文がスッキリしてるのが分かりますよね?


「満員電車」は単に「a crowded train」で処理し、「小学生」は「a young school boy 」とより的の広い単語で逃げています。


上手いのは、「通勤帰り」を「evening」でごまかしているところです。確かに合格君は「通勤帰り」を明確には訳していません。

みなさんはこの文を見たとき、自然と「夕方の情景のイメージ」を持ったはずです。「通勤帰り」や「小学生」といったから夕方の情景が自然と思い浮かぶはずです。
「通勤帰り」をムリに書こうとすると文法・構文ミスをして全体がダメになりますが、evening くらいなら文法的に無理をせずに入れられます。

こういうのを訳にサラッと反映させることができれば、英作文で8割は点は取れます。

でも、これは慣れてこないとなかなか難しいかもしれませんね。


「大きな声を張り上げて」の部分は、ムリに分詞構文とかは使わず、and を使って2つに分けることで、構文・文法的にスッキリさせています。


「人込みをかき分けて走ってきた」、ここの描写がこの問題の勝負処。これをムリに英語で表現しようとすると全体がぐちゃぐちゃになって大きな失点になっちゃいます。

そこで合格君は、「人込みをかき分けて走ってきた」という情景を desperately 「必死に」という副詞1語でぼんやりと表現して上手く逃げてます。
もちろん満点解答ではないですが、こうすることで大きく減点されることを防いでいます。



みなさん、ここまで予備校、不合格君、合格君の解答を見てきてどうだったでしょうか?

点数的には、不合格君は3~4割、合格君は7割~8割といったところだと思います。


 
なぜかというと、京大や阪大は採点の際に大まかに以下の基準を用いていると思われます。


①全体が構文的に英文として成立しているかどうか、また原文の表す意味をどこまで反映しているか?(A~Eの5段階くらい)

②単語のミス、スペルミスは軽く減点

③原文の意味を表現できていない部分があれば減点

④文法ミスは大きく減点



おそらくこういった流れで採点しているかと思います。
 


では不合格君と合格君のどこに大きな違いがあるのか、みなさんは分かりますか?


それは解答の方向性の違いです!


不合格君の解答は、予備校の満点解答を目指す方向性の解き方です。
つまり、原文の形とほとんど同じでありながら、難しい構文でも文法ミスをすることなく、英語に置き換える解き方です。

もちろん予備校の模範解答を試験本番で書けるくらいのレベルになっていれば、そのやり方でも高得点は取れます。


でも、99%の受験生はあんな高度な英文を試験本番に書くのはムリです。っていうかそれで当たり前です。

それにもかかわらず、そうした方向性で書いてしまうと、全体の構文がぐちゃぐちゃになって、最も重要視されているであろう①の部分で大きく点数を落ちしてしまいます(前フリ参照)

しかも、原文のかたちを維持しようとすると、文法面での自由度が低くなって難しい文法や構文を使わざるを得なくなってしまいます。

そうなると必然的に②と④の観点の減点が増えてしまいますよね(;´Д`)



一方、合格君の解き方はどうでしょうか?


合格君は元の原文のかたちよりも、むしろそれの表す意味・情景を重視して書いています。


書きづらいところは適当に逃げて、簡単な副詞なんかで補って逃げています。

したがって、③の観点では少し減点をくらってしまいます。
 

しかしながら、そうすることによって、全体の構文を整え、不安な単語は避け、そして文法ミスを避けることができるのです!

つまり、①、②、④の観点でほとんど点を落としていないのです!!



全体を要約すれば以下のようになります。


「原文のかたちではなく、それが表している意味そのものを8割ぐらい伝えることを心がける!」

「そうすることで、文法・構文の面でムリする必要がなくなるので、減点がなくなる!」

「書きづらいところは、副詞などを上手く使って逃げればよし!」



これこそが、実戦的かつ合格点を勝ち取れる、ベストな英作文の解き方だと思いますよ! 





さぁみなさん、長かった英作文の解き方講座もあと少しです笑
 

最後に、具体的にはどうやって英作文を勉強したらいいのかっていうのが大事ですよね。


でも残念ながら英作文の勉強は添削しかありません(;´Д`)


添削を受けるのと受けないのとでは、勉強の成果がすくなくとも5倍くらいは違ってくると思います。



でも、せめてポイントだけでも掴んで練習しておけば、本番でかなりマシにはなるかなと思います。 

そのポイントは以下の3つ。


①中学~高1くらいの簡単な構文・文法事項を使って書くようにする
 
②不安な単語・文法事項は意地でも使わない=中学かシスタン1章までの単語で勝負する

③書きづらいところを副詞などでうまく逃げる練習をしておく=副詞の感覚をシスタンで掴んでおく


これらを意識して普段から勉強していけば、いい感じにはなるかと思います!




そして、最後に大事なことを言っておきます、、、それは、

決して例文暗記に走らないこと 

です!!


例文暗記は負担が大きすぎる割に、受験においてはほとんどメリットはありません (英語習得という意味では無駄ではないですが)。

まずみなさんは大学受験で点を取れるようになってください。



みなさんせっかく何かの縁でここまで読んだんですから、

「英作文はなにをしたらいいか分かんないから、とりあえず例文を暗記しようかな」

という不合格への黄金パターンは絶対に回避してくださいね! 



きちんとやって添削を受ければ、英作文は周りと差のつくコスパのいい得点源です!

早めにバッチリ対策して、合格への道を決めちゃいましょう!!(`・д・´)
 

長々と読んでいただきありがとうございました!

 


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みなさんこのような悩みを持ったことはございませんか?
 

国語や英語の記述対策どうしよう…

添削を受けたいけど、その機会がない…

塾や予備校に行くお金がない…

普段の勉強のサポートがほしい…

大手の塾や予備校はいまいち信用できない…


などなど、そういった学生・受験生の悩みを解消するために、個人で受験指導サービスをしています。
 
オンラインでの添削サービスや家庭教師、塾との併用など、1人1人の状況に合わせて様々な形で数多くの指導をしてきました。


そうしたサービスの利用や、悩み、相談、疑問がございましたら、気軽にコメントなどいただけるとありがたいです。

よろしくお願いいたします。 

 
メールアドレス: ripex888-contact@yahoo.co.jp

Yiky

 
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阪大外国語学部へ受かるためのキーワードは、 


「英作文+もう1つ」
 

です!!



どういうことかと言いますと、

「英語だけしかできない」or「英作文対策を全力でしていない」

こういう受験生はなかなか合格しません(;´Д`)
 


具体的に詳しく説明していきますね


まず、阪大外語の配点は、

センター150点 二次500点


このうち二次試験の配点割合は、

国語100点 数学or世界史100点 英語300点



この配点なら英語が大事なのはだれでも分かりますよね笑

ただ、多くの受験生は漠然と「英語が大事」っていうくらいにしか認識してません(;´Д`)

この認識ではなかなか合格は難しいです

本当に合格したいのなら、もっともっと深く分析しないとだめです! 



それでは、英語300点のその内訳を見ていきましょう


英語の大問は全部で5つです

大問1 英文和訳(全学部共通)
大問2 長文問題(外語独自)
大問3 自由英作文(全学部共通)
大問4 和文英訳(外語独自)
大問5 リスニング(外語独自)

大問ごとの配点は非公開ですが、所要時間と小問数、それに言語学的な観点から配点を推察しますと、

大問1 60点
大問2 90点
大問3 40点
大問4 80点
大問5 30点

で、ほぼ間違いないと思います。
(外語独自の問題の配点が高くなるのは当然で、その大問2、4、5で読む書く聞くの3技能をカバー。また大問2の小問が5つか6つなので配点はその公倍数である可能性が高い。英→日と日→英のバランスもok。さらに実際に解くのにかかる時間を考えるとこの配点が妥当かと思われる。)


これを見てみなさん気づきましたか、、、?


英作文だけで140点もあるんです!!


英語の配点のほぼ半分が英作文ってことになります

これってかなりウェイトが高いですよね
 


ではここでみなさんに質問です

普段の勉強で英作文はどれくらい勉強してますか?
 

「うーん、、、ほとんどしてないや」
「例文の暗記とかはちょっとやってるけど、それくらいかな」
「長文とか和訳ばっかり勉強してます」
「英作文でどう勉強したらいいか分かんないし、、、」


どうでしょうか?バッチリ英作文をやれてる人はほとんどいないんじゃないでしょうか?

でも安心してください、受験生みんなそんな感じですから笑



逆に言えば、英作文を本気で対策したら周りとめちゃくちゃ差がつきます!!



英文和訳や長文問題はどの受験生もある程度は勉強してますし、そこそこ点数は取れます。

でも、大学受験は3人に1人、4人に1人しか受からない厳しい世界です。

つまり3人の受験生のうち2人は落ちます。4人のうち3人は落ちます。



だから周りと同じようになんとなく勉強してるだけではぜったいダメです!

合格のための、合格最低点以上の点を取るための、きちっとした分析と戦略が必要不可欠です!!


 
くれぐれも「なんとなく勉強」で受験に突入しないでくださいね!


どこで点を取るのか、どこで周りと差をつけるのか、どの科目・分野で勝負すべきか、どの大問が自分にとって得意か、、、

本気の分析と万全の戦略でばっちり合格しちゃいましょう!!


 
ほかの科目については、後日書きますね
 
ではでは!
 




 



高校生のみなさんはもうすぐ夏休みですね(´∀`*)


今日は夏休みの勉強法・勉強計画について書こうと思います



一般的な受験生は、夏休みに一気にいろいろ勉強しようとしがちです

夏休みに英単語と文法を固めて、数学はチャート式をバッチリにして、国語は問題集を2冊こなして、社会の一問一答を3周して、、、

確かにそのやる気・エネルギーは大事ですが、本当に大事なのは


あまり欲張らない


ことです!



いろんなことに手を出し過ぎると、すべてが中途半端になってしまって、いざ夏休みが終わったときに結局なんにも身についてないという悲惨な状況になってしまいます(;´Д`)


こういったことを避けるためにも夏休みの勉強計画は、


大事なことを2つor3つに絞ってください!


志望校合格のために優先順位の高いもの、すなわち重要度の高いものをチョイスして、それに必死に取り組むのです!

それ以外の勉強は、やるにしても忘れない程度にするか、隙間時間に軽くする程度にとどめておくといいと思います




しかし、ここで1つ問題があります


それは、何が重要で優先順位が高いかを判断しなくちゃいけないということです
 

ということは、、、

そうです、みなさんがまず初めに取り組むべきことは、徹底的な過去問の分析なのです!



夏休み前に必ず過去問を時間を計って解いてみてください

今の段階ではぜんぜん解けないですよね?
 
でももちろんそれでOKです
 

大事なのはそのあとです

「合格最低点はどれくらいなのか?」
「どの部分で点数が取りやすそうか?」
「差がつくのはどこか?」
「自分の得意科目・武器は活かせるか?」
「どの部分は捨ててもいいのか?」
「基礎の勉強だけで間に合うのか?」

そして、、、

「受験までに間に合わせるために、いま何を優先的にやるべきか?」

ということを、自分自身でしっかり分析してください!


その分析ができたら、あとは自分で決めたその勉強を一心不乱に取り組んでください



夏休みの間にその勉強の成果を必ず出すことを強く意識するのです!


例えば、シスタンを覚えることと英語のセンター長文攻略を夏休みの課題としたら、その2つに関しては必ず成果を出すよう意識するのです 

逆に言えば、この2つ以外のことはそんなに意識する必要はありません

社会とか国語は上の2つが達成出来たあとでボーナス的な感じでやればよいのです



夏休みの勉強は、勉強内容を重要度・優先順位の高いものに絞って、合格への道筋をバッチリつけてくださいね!

 

ではでは!





 

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